プリザーブドフラワーとは
お花は生花に勝る物は無いと思います。その一瞬の美しさは、コンサートで音楽を楽しむ様なもの・・・。長く保ち続ける事は出来ないのです。その美しさを保つための工夫が、押し花やドライフラワー、アーティフィシャルフラワー(造花)だと思います。しかし風合いを再現する事は出来ません。
プリザーブドフラワーは、ドライフラワーやアーティフィシャルフラワー(造花)とは異なり生花の様なソフトの風合いをお楽しみ頂けます。しかも保存状態が良ければ数年美しい状態を保ち続けます。
プリザーブドフラワーはプリザーブド液(保存するという意味)で加工された花です。プリザーブド液とは植物の樹液を取り出し、人体に無害なオーガニック(有機物)に入れ替えることによって、維持持続させる事が出来る殊保存加工液です。
本物の花を使用していますので、1つ1つ大きさや形、色素の入り方などにより色などが変わってきます。後から色付けしているので生花には無い色ブールーやグリーンのローズなども作り出すことが出来ます。生花とは雰囲の異なるフラワーアレンジを楽しむ事が出来ます。
生花よりも軽いので、お花をふんだんに使ったアレンジメントやウエディングブーケなども、重さを気にする必要が有りません。
生花を加工していますので、生花よりもお値段が高めですが長く楽しめることを考えるとコストパフォーマンスが良いと思います。しかも夏の暑さでお水を腐らせる事も無く、冬の間こんこんと雪の降る地域でも何度もお花を買いに出かける必要が有りません。お財布にもお客様に優しいお花だと思います。
当店のプリザーブドフラワーアレンジは、小さなグリーンや小花まですべてプリザーブド処理されています。アーティフィシャルフラワーを使用する事はありません。
プリザーブドフラワーのお取り扱いについて
プリザーブドフラワーは湿気を嫌います。決してお水をあげないで下さい。
日光は退色の原因となりますので、窓辺などに飾らない事をお勧めします。特に淡い色は、湿度と日光で退色が早い様に感じます。赤のローズなどは十数年持つ物もあるかと思います。
花弁がとてもデリケートなので、ぶつけたり上から何かを落としたりすると割れてしまいますのでご注意下さい。